スマ婚の秘密を探して
運について強く意識し、どうすれば運をつかむことができるのかをつねに考え、それを生き方に反映させていくことのできる人が、人生の勝利者、成功者になることは間違いない。
今年の春、ある編集者のお子さんが小学校に入学した。
彼が「先生、最近の子供の名前はすごいですね」とお子さんのクラスの名簿を見せてくれた。
これも時代を反映しているのだろうが、いまの天皇陛下が結婚された年に生まれた女の子には、皇后陛下のお名前とおなじ「M」と名づけられた人が多かった。
また、東京オリンピックのときには聖火にちなんだ「S」という名前が流行した。
名前は一生ついてまわるものだけに、親としても子供の名前には気を使うものだ。
しかし、最近は、子供が大きくなってどう思うか、あるいはどんな人生を歩んでほしいかという願いと関係なく、自分たちの好みで奇抜な名前をつける親が多い。
私はそれが心配だ。
というのも、名前と運は無関係ではないからである。
名前が、他人に与えるイメージはひじょうに大きいものがある。
名前の音や漢字がある印象をつくりだし、良かれあしかれその人の運を左右することになるといっても過言ではない。
たとえば、就職試験のときに残った2名のなかからひとりを選ぶというとき、キャリア、人柄、性格など甲乙つけがたい場合、名前の印象で決まるということもある。
名前はその人のイメージと切っても切り離せない。
そのため、政治家や財界人で名前を気にする人は多く、これが芸能人やスポーツ選手になると、さらに多くなる。
人気や勝負の結果と名前に、何らかの関係があることを身に染みて感じているからだ。
巨人軍のN終身名誉監督も、名前には縁起をかつぐほうだ。
姓の「嶋」を「島」に変えたり、また「嶋」に戻したりしている。
勝負の世界は能力や実力だけで決まらない。
運が大きく左右しているからである。
名前が運を変えた例として、最近では、シアトルーマリナーズのI選手があげられるだろう。
Iは、高校時代は投手として甲子園にも出場している。
しかし、オリックス入団後は、体が小さいこともあって外野手に転向させられた。
当時の2軍監督は、Iのバッティングーセンスと足の速さを生かそうとしたという。
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